景徳寺ご紹介

景徳寺の歴史

約646年前(1370年頃)武蔵国(東京)よりこの地、奥吉野に、平朝臣 畠山家長が移住して如意輪観音を祀る草堂を開く。
武蔵国住人 平朝臣 家長 永徳2年(1382年歿)の子孫、畠山義就が草堂を盛んにし、薬師如来を祀る庵を作る。後に義就は京都に帰り、その家臣の大平宗助がこれらの仏像を護り、後日のための弓矢の鍛錬を欠かさなかった。
寛永17年(1640年)小野宗左衛門が現在地に移転し、後に曹洞宗景徳寺となり、薬師堂は景徳寺の一院となる。弓矢の鍛錬は徳川幕府にはばかって薬師の祭日の儀式に名を借りて、正月中の最重要行事として今日に至り、県の無形文化財の指定を受ける。

興聖寺木寺証文「寛文5年霜月」1665年頃→曹洞宗に帰属。

本堂

宗名

曹洞宗

伝統

曹洞宗はお釈迦様より歴代の祖師方によって相続されてきた、正伝の仏法です。

日本開宗

曹洞宗は今から800年ほど前鎌倉時代に高祖承陽大師・道元禅師様が我が国に伝えて、ゆるぎなき基礎を基づかれ、四代目の太祖常済大師・瑩山禅師様が一層盛んになさいました。このお二方を両祖大師といいます。

教義

わたしたちはみな仏の子であり、生まれながらに仏心を具えています。しかしそれに気づかずに我がまま勝手の生活をして苦しみや悩みのもとをつくっています。ひとたび仏さまに懺悔し、帰依するならば、心が落ち着いておのずから生活が調えられて明るくなり社会のお役に立つことを喜び、どんな苦難にも耐えて生き抜こうとする信念が生まれます。そこに生きがいと幸福とを発見するのが曹洞宗の教えであります。

本尊

曹洞宗本尊 釈迦如来
当山は宝冠釈迦如来という貴重な本尊様です。
『南無釈迦牟尼仏』とお唱え下さい。

当山本尊  秘仏 如意輪観世音菩薩
如意宝珠と法輪の力によって,生きとし生けるものを救済する菩薩。

当山鎮守 薬師瑠璃光如来

【当山鎮守】 薬師瑠璃光如来

【脇佛】日光菩薩・月光菩薩

【眷属】十二神将


当山では、鎮守様として、お薬師様をお祭りしております。御名前の通り、お薬の仏様であり、病気を治して下さると吉野の地では古くから信仰を集めております。

県外からも毎年1月8日の薬師大祭では、ご参拝にこられ村の一大行事として、盛大に執り行われております。

薬師堂は総檜造りで、林業が盛んであった地域らしい趣のある造りになっております。

≪御祈願≫
身体健全、家内安全、無病息災、病気平癒、安産祈願、厄除祈願、学業向上等

≪ご祈祷の御申込み方法≫
事前に当山までご連絡下さい。

お子様の初参り・七五三などの御祈祷も御受け致しております。

御祈祷料(志納金)はお気持ちを御志納下さい。

その他、御祈祷に関してご質問、ご希望が御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。

月光菩薩

薬師瑠璃光如来

日光菩薩

 


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十二神将・・七千夜叉を率いて薬師瑠璃光如来を守護する十二の干支将軍    

有形文化財

如意輪観音坐像(秘仏)

景徳寺の本尊(秘仏)で、黒漆塗りの木瓜形厨子に納められている。
檜の一木造りで彫眼、両肩にかかる天衣下で矧ぎつけている。
丸く充実した頬に手をあて、右肘・右膝を立てて座る体つきは破綻のない彫刻性を示しており、平安初期以来の古式如意輪観音であり、14世紀の作品である。
小像ながら均整のとれた品格のある造形は、作者の優れた技倆を示しており、本像の伝来した経緯は明らかではないが、本像が河合景徳寺に祀られていることは、上北山村の歴史を考える上でも重要である。
よって上北山村の指定文化財として定められた。

【品質】木造

【員数】1躯

【制作時代】鎌倉時代~南北朝時代

【像高】9.7cm

書跡 隠元画賛 出山釈迦図

出山釈迦図とは、伽耶山での6年間の苦行を捨て真の悟りへと向かう釈迦の姿を表したものであるが、本図には隠元の賛が書かれており「乙巳」(寛文5年=1665年)の表記を有する。
隠元は中国明の福建省出身、わが国における黄檗宗の開祖である。承応3年(1654年)に来日して万治元年(1658年)に将軍 徳川 家綱に謁し、幕府から宇治に寺地を授かり黄檗山万福寺を開創した。絵は墨絵に淡彩を加えて描かれているが作者は不明である。
仏教史上、多大な功績を残した隠元自筆の画賛(書)を有する貴重な遺品である為、村文化財として指定された。

【品質】絹本墨画淡彩 掛幅装

【員数】1幅

【制作時代】江戸時代(寛文5年 1665年)

【総丈】縦115.7cm 横41.5cm

奈良県無形民俗文化財

河合の弓引き行事

毎年1月8日の薬師堂会式(八日薬師)の際に行われる弓引き行事。弓矢祭、弓打ちとも呼ばれる。

1年交代で寺や神社の世話役を務める年預(ねんにょ)が頭屋(とうや)となり、青年が射手を務める。

射手は「役人・本役」とも呼ばれ、直垂に烏帽子姿の禰宜(ねぎ)、裃姿の上殿(かみどの)と下殿(しもどの)、紋付袴に烏帽子姿の射返し(ゆりかえし)の4人がいる。

現在では15歳頃からネギを務め、以後毎年「かみどの・しもどの・ゆりかえし」の順で務める習わしで、射手を4年務めると一人前とされた。

【種別】奈良県無形民俗文化財

【名称】河合の弓引き行事

【開催地】景徳寺中庭にて

【保持団体】北山郷文化保存会

公益宗教法人景徳寺サポートクラブのご案内

公益宗教法人景徳寺サポートクラブでは、会員を募集しております。
・お釈迦様や道元禅師の教えに基づき自己の研鑽や向上に励み正しく人生を生きる事を目的とします。
・会員は景徳寺にて自由に参禅修行が出来ます。
・会員は景徳寺年間行事等、催しに自由に参加出来ます。
・会員に対し毎年、お札・お守り・冊子(曹洞宗宝暦.禅の友.明珠.等)を頒布します。
18歳以上の方ならどなたでも入会できます。
年会費6,000円をお願いしております。
※詳細についてはお問い合わせください。